患者概要
K様(30代・男性)は大阪府堺市の会社員。通勤途中に交差点で事故に遭い、運転席側へ大きな衝撃を受けました。加害者が一時停止を無視して進入したことによる明確な過失がある事故でした。治療のため、地元の整骨院に通院していました。
ご依頼の経緯
事故発生は4月4日。K様は直進中に加害者の車が一時停止を無視して突っ込み、運転席側に衝突されました。事故の衝撃は大きく、K様は首や腰の痛みに悩まされながら、整骨院での治療を開始。しかし6月初旬、保険会社から「7月2日までで治療費支払いを打ち切る」との通告が届きました。
文面からは交渉の余地が感じられず、K様は困惑。対応に悩んだ整骨院の先生が、当事務所に相談を寄せてくださいました。
担当者のコメント
整骨院の先生は、普段から患者対応には自信を持っておられましたが、保険会社との交渉や書類対応に限界を感じておられました。特に、事故の途中で保険会社が一括対応を打ち切るケースが多く、自費対応への切り替えで売上に影響が出ているとのことでした。
今回は、K様の事故内容や治療状況を詳細にヒアリングしたうえで、「被害者請求」による手続きへ切り替える方針をご提案しました。自賠責保険の制度を活用することで、保険会社に左右されずに通院を継続できるようになり、患者さんにとっても大きな安心につながります。
具体的には、必要書類の収集・作成、後遺障害等級非該当の確認、診療明細の整備などをすべて当事務所が代行。行政書士としての経験に加え、保険代理店経営の実務経験も活かし、整骨院と連携して円滑な対応を実現しました。
お客様メッセージ
治療費の打ち切りに焦っていた時、整骨院の先生から行政書士の先生を紹介してもらいました。保険の仕組みにも詳しく、わかりやすく説明してくださったので、とても安心できました。最終的に11月まで通院を続けられ、慰謝料も想定より多く受け取れたことで、経済的にも精神的にも救われました。
整骨院の先生も「これまでは途中で治療を終わらざるを得なかった患者さんが多かったけれど、今回はしっかり最後まで対応できた」と喜んでおられました。結果的に、自賠責売上は20万円以上増え、患者さんの満足度も大きく向上したそうです。信頼できる行政書士の存在は、本当にありがたいと感じました。